2019年11月5日火曜日

430八木アンテナの試作その2

その1の続き

完成しました。
導波器、反射器ともに数ミリ違いのものを3種類ほど用意して一番具合の良いものを微調整する形でいきました。

性能については、430.0~431.5MHzまではSWR1.0というCW範囲に特化
指向性については手持ちの受信機にてFront:S9+ Back:S7 Side:S5

Sメーターでの評価なので指向性の評価がいまいち分かりません。
特にバック側がなにをどういじってもS5~7程度にしか落ちず、それならばと帯域とFr側の出力だけ重視して調整しました。


調整のポイント
輻射器に近い導波器は輻射抵抗と帯域にモロに影響を与えます。導波器の長さを1mm 位置を1mm変えただけで、全く別物の性能になります。
反射器は輻射抵抗にあまり影響を与えず微調整にもってこいですが、指向性もこいつの位置で多少変わります。(特にFr側への出力)
調整手順としては、
①導波器をスミスチャートをリアルタイムに見ながらシビアに調整
②反射器でFrゲインを重視して調整
③再度導波器を微調整


前回輻射器を暫定で700切り出したまま使用していると説明しましたが、下図のように余剰分を折り曲げて導線代わりにして調整したためです。

そのうち試験運用して、具合が良ければ耐久性も考慮したものを制作してみたいと思います。

導波器の寸法は輻射器の加工寸法に大きく影響を受けるので参考になると思いませんが一応書き残しておきます。
導波器:L=329mm D(輻射器からの距離)=30mm
反射器:L=352mm D=150mm

材料費
木材80円
アルミパイプ100円×3本
M型?端子200円くらい(昔に買ったので忘れた)

運用結果



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